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ユーリン・ホーム

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ユーリン・ホーム

社長ブログ - 2016年1月

ムツかしい 

35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマです。

昨日に続けて「職人衆昔ばなし」から
昔の職人気質を伝える話をピック・アップします。

「二代目源さん組子噺」から・・・・・・。

 変り者ぞろいの中でも変り者はまげし屋のタカちゃんで、(略)
 近所に甲斐絹の問屋の主人で、金があるから普請道楽の
注文のうるさい旦那がいたんですが、
「組子の出来る腕の良い職人を一人寄越してくれろ」
というので行ったのがタカちゃんなんです。
「前に東京から職人を呼んでこういうのを作らせた。気に入っているんだが、
これとソックリなものをもう一つ欲しい。お前に出来るか」
「ヤ、それはムツかしいですね」
「そうだろう。出来ないか?」
「マ、ムツかしいけど。一生懸命やってみましょう」
ということで、タカちゃんは、
「ムツかしいムツかしい」
と言いながら仕事を終わって帰って来たんだそうですが、帰ってからも
「今日の仕事はムツかしかった」
と言っているので、おやじが、
「その、見本の組子っていうのは、そんなにうまい仕事だったのかい」
(略)
「イヤ、うまい仕事をマネるのは、それほどホネじゃァないけれど、
ヘタな仕事をそっくりマネるということは、まことにムツかしいもんですねぇ」
 (略)聞くと、組子の微妙なユガミひずみから、仕上がりの汚さまで、
チクイチ気を入れてそっくり写して仕上げて来た、と言ったそうです。


こんな職人の逸話は読んでいて飽きません。

腕のある職人は
プライドが高いだけに
皮肉屋でもあります。

職人の持つそんな独特の思考回路が
私は好きです。

眼深にハンチング帽をかぶり
革ジャンを羽織って
ニッカーポッカーに長靴という姿で
私を抱き上げようと近づいてくる
祖父の喜三郎の笑顔を思い出します。

幼い頃の私には優しいばっかりの人でしたが
「クチャクチャ、クチャクチャ口の中で噛んで
ペッペッペッと吐き出すように怒られた」と
追い回しの大工だった中川の小父さんが
大きくなった私に話してくれたことがありました。

喜三郎さんはソウトウ皮肉屋であったようです。

kumiko.jpg

左の写真は
図説建築用語辞典
実教出版株式会社より
転用しました。

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あると重宝だよ 

35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマです。

「職人衆昔ばなし」の「茂作老瓦談義」の章は
昨日
瓦屋の越智さんが帰られた後で会社で読みましたが
本格的には昨日の夕食後から
「昔ばなし」を読み始めました。

「大寅道具ばなし」が最初の章でした。

本名・味方寅治
大工の寅治で大寅。

大寅さんのお父さんは喜三郎で大喜。

(株)大喜工務店を興した私の祖父も
中井喜三郎で大喜と呼ばれていました。

それはさて置き
大寅さんの「昔ばなし」がすごかった。

少し長くなりますが書き写します。

 あたしは十六から仕事を憶えさせられたんだが、それから二年目、十八だったといまでも
はっきり覚えているが、道具についてえらい恥をかいたのが肝に銘じて、それから根性が変わった。
 えっ? なにね、仕事場へ行って、年寄に、
「すいませんが、ちょっと小ガンナを貸してもらえませんか」
ってったんだよ。そしたらその年寄りがね、ジロリと横目で流し眼に見て、なんとも言えない
笑い方をすると、小ガンナを渡して寄越しながら、
「ハイヨ、あると重宝だよ」
って言ったんだ。それだけだが、あたしゃ顔から火が出たね。受けとった小ガンナが、ジリッと
手に灼きついたような心持ちがして、しばら く顔もあげられなかった。
――あると重宝だよ・・・・・・。そう言った年寄りの皮肉を、それからあとも時々思い出しちゃア
舌を噛み切りたいような気のしたことがなんべんもあるね。その時の、まるで「女房を貸せ」
とでも言われたような、不愉快そうな、にがい、そしてあきらめてうすら笑いした年寄の目を
思い出すと、あたしは地ベタを転げまわりたいほど恥ずかしい気がしたもんだ。

私は
この箇所を何度も読み返していました。
そして 私も
腋の下に冷たい汗を流していました。

「昔ばなし」を読むと
昔の職人は「年季奉公」の中で
辛抱するということを覚え
親方や兄貴分の仕事を盗んで
一人前になって行ったことが
良く分かります。

私の祖父の経験を聞かされているような気持ちで
13人の職人の「昔ばなし」を読み終わりました。

あと14の職人の「昔ばなし」を聞くのが待ちどうしい。

そこにも
祖父の息吹を感じることでしょう。

そういえば
私の祖父の喜三郎も道具に大切にする人でした。

そして
律儀でした。

私の心の隅に潜んでいる律義さは
祖父の無償の愛から生まれたものだと
私は思っています。

瓦師・瓦職 

35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマです。

「職人衆昔ばなし」という本には
【帯裏】の職人たちだけではなく
あと12人の名工も書いてありました。

目次から追加しておきます。shokuninnbanasi.jpg

●仙太郎大工自慢ばなし
●地蔵の富さん聞き書抄
●九十に四年の指物師
●思楽老コテばなし
●茂作老瓦談義
●石勝老人回顧談
●ぬし屋名人・信太郎
●家具木工の二郎さん
●飾り職最後の人
●多聞堂四代
●重さん理事長チン談義
●首がついてた辰次郎

この本を手に取り
パラパラと頁をめくり
「茂作老瓦談義」を開いた時
越智瓦工事店の越智さんが
来社されました。

過去の名工が現在の名工を
ユーリン・ホームに手招きされたのかな?

越智さんが帰られた後
本を読んでみました。

『「瓦万年、手入れ年々」ってぐらいのもんでさァ。
年々手入れをしせえすりゃ亀じゃあねえが
万年でも寿命があろうってのが瓦でさァ。
 ウソじゃありませんぜ、奈良の東大寺なんてのを見てごらんなせえ。
千二百年前に葺いた瓦が落ち腐りもせず、いまだにチャーンと
乗っかってるじゃァありませんか。
「屋根屋さん」なんて気安く呼びますがね、昔ァ「瓦師」って言ったもんです。
(略) 時代が下って「瓦職」と呼ばれるようになりましたが、(略)
瓦を扱う技術を持った職人ってわけです。(略)
そいつが今じゃァ「チョイト屋根屋さん」ってことになっちまったんだから
情けねえやァ』 

読み始めたのっけから面白い。

『エ? 屋根の心得を聞かせろってんですか?
さァ、「風で飛ばず、雨で漏らず」ってのが屋根の命でしょう。』

『「手を抜くな、手を抜けば雨が漏るぞ風で飛ぶぞ」――ってのが私の処世訓ってやつです。』

プライドを持って仕事をしている職人ほど美しい者はないですね。

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職人衆昔ばなし と 今日のミー

35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマです。

読売新聞の記事を読んで
買うことにしていた本が
昨日届きました。

shokuninnbanasi.jpg『職人衆昔ばなし(斉藤隆介 著・文春学芸ライブラリー)』
【帯裏】
●大寅道具ばなし
●指物師恒造放談
●勇みのめ組の組頭
●畳屋惠さん昔話
●庭師十基・秋の夜語り
●「ハマのペンキ屋」磯崎老
●竹に生きる尚月斎
●国会演壇を彫った人
●ギヤマンの虹を大衆へ
●人間国宝・松山蒔絵ばなし
●螺鈿師・華江夜話
●鶴心堂表具ばなし
●台湾ホネ屋・陳乞朋
●二代目源さん組子噺
●売らない大工道具店
                                       ――など昭和を生きた名工27人
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<石ってものは固いもんですが、その扱いは豆腐よりも大事に扱わなくっちゃならない>
<カドでも欠けたら石は(略)タダの「石っころ」です>――石工の話――

<生まれつきのブキ(不器用)だから、仕事は丁寧に丁寧にと心がけてやる所が、ほかの人とチッタァ違う所かねえ>
<見えねえ所だからゴマ化せねえ!>――指物師の話――

漱石に紹介状をもらい、京に修業に行く職人は、文豪の妻、鏡子に「一生懸命やってまいります」というと、
夫人から「そりぁあんたの勝手よ」と言われた。やる以上は自分の責任と自覚、そっけない言葉がかえって
励ましになったという話など、逸話もいい。                                     (鵜)

読売新聞の(鵜)の記事を読むと買う気にもなるというものです。

【帯裏】を読んで「『はなし』という言葉」が少し気にかかりました。

◎はなし[話]
 ① 話すこと。おしゃべり。談話。  ●用例―おもしろい話。
 ② 《[ 噺 ]とも》』 物語。  ●用例―母は毎晩、古い日本の話を聞かせてくれた。
 ③ うわさ。事情。  ●用例―近く外国へ行くという話だ。
 ④ 相談。  ●用例―話に乗る。
 ⑤ 《[ 咄 ]・[ 噺 ]とも》 落語。小話。 
 ⑥ 言うだけで実行しないこと。  ●用例―話にすぎない。
 ⑦ わけ。こと。  ●用例―そういう話なら考えましょう。

mi-toposhetto1.jpgmi-toposhetto2.jpg............................................................................................................................................................................................................

「お父さん・・・見て・・・見て・・・」

昨日
奥さんが呼びますので
本から目線を上げ
奥さんの指先を追うと
ミーが眠っていました。

奥さんがポシェットを小さな紙箱に置いておいたら
ミーがその小さな紙箱に入りこみ
体を丸めて眠り始めたのだと言います。

よく見るとポシェットを枕にしていたという。

真新しいピンク色の首輪が
ポシェットの色にマッチして
ミーがいつになくあどけなく
私の目にも写りました。

人の表情を読もうとする利口な猫ですが
その分活発で相当悪さもする猫です。

しかし
昨日のミーは可愛い猫でした。

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胴輪 

35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマです。

タントの首輪が
古くて汚くなったので
胴輪を買ってきて
首輪と取り換えてやりました。

犬は首輪より
胴輪にしたほうが
活動的になるといいます。

橇を引かすときには
どの犬にも胴輪を
付けているのは
そのためだそうです。

そりゃあ まぁ
首を支点にして
物を引っ張れはしませんよ。

当たり前といえば
当たり前のことです。

douwa.jpg

で タント
首輪から胴輪に代えてやったら
妙にシオらしくなりました。

なんとも
付け心地が悪そうなのです。

朝の散歩の時も
いつもの様に
駆け回らず
私の横から離れず
歩調を合わせて
付いてきていました。


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それで
タントの元気付けのために
唄を歌ってやりました。

     鼻を鳴らして  奴が来る
     胴輪に鈴を  ぶら下げて
     オスの臭いが  やってくる
     ああ夢よ  良き犬よ
     タント今頃  どの空の下で
     俺とおんなじ  この空見上げて
     何思う

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のんびり散歩コース 

35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマです。

iwakura.jpg

今日は奥さんが遠くに行きたくないと言いますので
倉敷市中央2‐1‐18の『いわ蔵』で昼食を摂ってきました。

食べたのは『瀬戸の磯御膳』。

●宝箱9種類盛
    ・なます ・玉子焼き ・塩麹焼
    ・信田巻 ・蛸サラダ ・いわし梅煮
    ・ママカリ酢漬 ・かわり豆腐 ・しゃこ酢味噌和え
●真鯛と生木耳の刺身
●日生牡蠣フライ
●鰆のすき焼き風

「御飯のお代りできますか?」

「またぁ~お父さんは・・・」

配膳の時のいつもの会話で今日も食事が始まりました。

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oohasikejuutaku.jpg食後
『いわ蔵』の前の『大橋家住宅』を覗いてきました。

奥さんは来たことが無いと言っており
驚いてしまいました。

この歳になって妻の未知の部分を知るとは・・・新鮮です。

詫び寂び 美しいたたずまいに真の倉敷を見る。

【大橋の歴史】
大橋家の先祖は豊臣氏に仕えた武士でした。1615年大阪落城の後、
京都五条大橋辺りに隠れ住んだようで、幕府の追及を逃れるため大橋を
称するようになったと言われています。このころから数えると400年余りの
歴史のある家柄となります。――後略――。...........................................................................................................................................................................

aibunnsha2satu.jpgkutushuuzu.jpgその後 本を買ったり
靴を買ったりしながら
店を冷やかしつつ
美観地区近辺を
夫婦で徘徊しました。

帰宅後すぐに本にはカバーを掛けました。

靴は主として散歩用です。

.....................................................................................................................................................................................................................................................................大橋家住宅でもらってきた小地図の『のんびり散歩コース』を偶然にも歩いていたようです。 
kyounosannpomichi.jpg

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