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コラム『岡山日日新聞社に毎週月曜日掲載中』

本当に涼しい木陰~蒸散作用で大気が対流~

住宅研修会で「木陰が涼しい理由」という設問がありました。

 

日差しが遮られ、青々とした葉が涼感を与えてくれるという答えが多かったのを覚えています。

実際、木陰では風が舞い上がっているのです。

 

樹木は、太陽の光を浴びて、葉から空気中の二酸化炭素を吸収し、

根から吸入した水を使って養分を作っています。
その時、必要のない酸素と水蒸気を葉から外へと発散させます。

 

これを樹木の蒸散作用といいます。

 

この蒸散作用で、樹木の上下で温度差ができます。
温度差ができると大気の対流が起こります。風が吹くということです。

 

また、蒸散作用で消費される水の量は、
高さ10メートルのキンモクセイやタイサンボクなどの常緑広葉樹で、
夏は1日約300リットル、お風呂1杯分ぐらいと言われています。

 

木陰は、本当に涼しいのです。

 


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