現場日記

古民家再生協会に入会
202505.11

片岡 大です。

四月から全国古民家再生協会という会に

加盟して古民家や空き家問題について

勉強をしています。

私が所属している支部の

メンバーは20人程度ですが

工務店だけではなく

解体業者さん、防蟻屋さん、

鉄骨工事屋さん、不動産屋さん等

住まいにまつわる色々な職種の人たちが

在籍していて

月一回例会を開き

仕事をしている中で得た最新の情報を皆で

共有して学びを深めています。

先月は支部長の会社が手掛けている

林原美術館東蔵の耐震補強工事現場において

勉強会が行われました。

古い日本建築は地震に対して

耐えるのではなく

「いなす」という考えで建てられています。

今回は時代に合った補強工事とする為に

構造用合板を用いて耐力壁を設けたり

揺れを逃がす制振ダンパーを

バランスよく併設して

剛と柔で地震に備えていました。 

以前議題に上がった話題ですが

建物を長く生かすにはなんといっても

シロアリ予防が大事という事でした。

白蟻の種類は大きく分けて2種類で

まずは「ヤマト白蟻」、

日本中にいて主に地面から1メートル位の

高さまでゆっくり時間をかけて食べる。

もう一つは「家白蟻」

こちらは主に沿岸部に生息していて

屋根裏の辺りまで広範囲に食べ

広がるスピードも早いそうです。

予防の基本は建物の足元からで、

床下に処理をしていないと

上に上に上がって行きどこに

散らばったか分からなくなるのが

最も怖いパターンだそうです。

一度散布した防蟻剤の保証期間は5年ですが

実際に再防蟻をするには早い様で

10年を目途に真剣に考えられると

良いそうです。

防蟻と駆除では費用も違ってくるので

気になる方は遠慮なくご相談ください。

執筆者:片岡大悟
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