ただの相談役 気まぐれブログ
手間暇かける家造り
家の町医者ユーリン・ホーム。

昨日は倉敷中央病院で
腰椎から髄液を採取する日だった。
施術室のベットに横たわったのが11時。
30分経っても医師が来ない。
そのあたりから不安が増した。

待合に入る奥さんを呼んでもらって
気分を紛らわせた。
45分ばかりしてやって来たのは
若い女医さんだった。
「初めてですか?」
「初めてです‥‥」
「じゃあ~ゆっくりとしましょうね」
「お願いします」
プチプチと麻酔を打たれた。
「痛いですか‥‥?」
女医さんはそう言いながら
私の腰骨を探っているようだった。
どうも髄液を採取する針を
腰に差しているらしいが
麻酔のために痛みはなかった。
ある一瞬
腰の奥の方に鈍痛が走った。
「そこはちょっと痛いですね」
「では麻酔を打ちますね」
そうこうしている間に
男性医師が施術室に加わった。
「どう?」
「骨が奥の方で‥‥」
「抜いてごらん‥‥」
この針を抜くときの痛みは
ズ~ンと腰に響くものがあった。
私の腰に当てる手が
男性医師のものに替わった。
「違う場所を探りますね‥‥」
また麻酔の針がプチプチ。
「1・2・3の3で
息を吸ってお腹の力を入れて下さいよ」
女医さんが3回も4回も言っていたことを
男性医師も言った。
「痛いですか‥‥?」
「いいえ」
暫くして男性医師がまた言った。
「じゃぁ~抜きますよ‥‥
少し痛いかもしれませんよ」
「ウッ‥‥ウッ‥‥」
肉が物から剥がされるような鈍痛に
小さく2回唸った。
30分仰向けになって
髄液を抜いた個所の止血を
自分の体重でおこなった。
血液内科の待合に居ると
仕事前のササさんが来てくれた。
「どうだった‥‥?」
「痛かった‥‥」
「そぉネ‥‥」
ササさんと笑い合っていると
血液内科のM田医師の
診察室への案内があった。
13時を過ぎていた。
どうも病院は馴染めない。