現場日記

理にかなった素材
202109.14

片岡 大です

倉敷市 新築工事 船穂町 H様邸

床を貼っている時の様子です。

杉の香りが辺りを包んでいます。

写真の角度からは見えませんが

玄関の上がり框には溝が掘ってあり

そこに床材が差し込まれる様に

してあります。

木は湿気を吸ったり、放出したりと

呼吸を行います。

空気が乾燥する時期には、材料同士が

収縮してわずかにすき間が生じます。

それを防ぐ為に、木材と木材が接する所は

ほぞ穴や溝を掘って相手に入れ込む様な

仕掛けを作りますが、それを「大工仕事」と言います。

無垢の木や漆喰等といった自然素材は

扱う職人の知識と技量によって仕上がりに

差が生じます。

ハウスメーカーは誰が仕事をしても

同じ仕上がりになる家が売りたいので、

新建材とビニールクロスで

家の中を仕上げます。

最近はどのメーカー、ビルダー、工務店でも気密性が

とても高い家を造ります。

無垢の自然素材は、

湿気を吸ったり、吐き出したりと

施工後も呼吸を行い、部屋の湿度を

調整してくれるというメリットがあるので

気密性の高い家に自然素材を使うのは

とても理にかなっていると思います。

執筆者:片岡大悟
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