現場日記
あえて塗らず
202211.10
片岡 大です。
倉敷市 リフォーム工事
連島町鶴新田 S様邸
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2022/11/KIMG5875-350-400.jpg)
本日から和室の壁の
塗り替え工事が始まりました。
工事の流れとしては
既存の上塗り材を一度剥がした後
防カビ材を混ぜた下地調整材を塗り
乾燥期間を経て
上塗り材を塗って仕上げます。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2022/11/KIMG5870-350-400.jpg)
久しぶりに珍しい物を見ました。
こちらは床の間の垂れ壁の裏側になります。
垂れ壁の所をあえて「上塗り」を行わず
「中塗り」の状態で止めています。
これは昔から伝わる風習で
工事を完全に済ませると
お施主様との関係が
一旦そこで終わってしまいます。
あえて一部分残す事で
ご用命があればいつでもお伺いしますという
姿勢を表したものだそうです。
下地調整は今日一日で完了するとの事です。
乾燥期間を一日設けて
土曜日に上塗りを行います。
執筆者:片岡大悟