現場日記
貼り合わせて作る
202303.09
片岡 大です
倉敷市 マンション改修工事
川西町 W様邸
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/03/KIMG6973-350-400-2-rotated.jpg)
これは組立途中のトイレの鴨居を
裏側から見た所です。
壁の中に建具が引き込まれる
引込み戸を作ろうとすると
流通している造作材の規格より幅の広い
鴨居や方立が必要になります。
幅の広い物をオーダーで作って
貰う事は出来るのですが
値段がぐんと上がります。
そういった場合は
2枚の材料を貼り合わせて
1枚の材料を作ります。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/03/KIMG6971-350-400-1-rotated.jpg)
今回は鴨居の溝の位置を利用して
2枚の材料をつなぎ合わせました。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/03/KIMG6975-.350-400-rotated.jpg)
実際に取り付くとこの様な感じになります。
この後、溝には上吊り用の
レールが入ります。
南洋桜(ニヤトー)は木目が細かいので
一瞬見ただけでは、
一枚物か貼り合わせたものか
判断が付きづらいと思います。
加工の方法に頭を悩ましますが
やはり木は面白いですね。
執筆者:片岡大悟