現場日記
アールで思う
202309.22
片岡 大です
総社市 新築工事 井手
O様邸
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/09/PXL_20230914_213206661-350-400.jpg)
パントリーとキッチンの間にある開口部
垂れ壁の角の部分を
奥様から頂いた資料を基に
アールを付けて丸くしました。
出来上がった写真を送ると
「イメージ通りの角度で再現性に
感動です!」との
言葉を頂きました。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/09/PXL_20230817_065055245-350-400.jpg)
こちらはクロスを貼る前の状態です。
アールの部分は曲げる事の出来る
「曲げベニヤ」というベニヤを使って
作ります。
開口部全体的に大きく曲げた方が
材料は曲げ易く
施工がやりやすいのですが
今回の角度は大工さん的には
少し難しかったようで
再現するのに苦労したとの事です。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/09/PXL_20230914_215507351-.360-500-1.jpg)
奥様の反応がとてもうれしかったので
大工さんにお願いして
玄関ホールに作られた
ニッチの角も同じ角度の
アールで作ってもらいました。
照明器具の雰囲気とマッチしています。
面台と呼ばれる木の部分は
鍵が置けれる様に奥行きを
少し広めにとっています。
一口にアールの垂れ壁といっても
形の好みは十人十色だなと
感じた一幕でした。
執筆者:片岡大悟