ただの相談役 気まぐれブログ

干し芋
201012.23

こんにちは「住宅プランナー」のガマです。

 

一昨日、山梨の可愛い妹のCが、干し芋を送ってくれました。

 

彼女の実家が水戸なので、毎年送ってくれます。

 

「お父さん、干し芋・・・」

 

お昼に帰ると、奥さんが言いました。

 

「何でもええよ」と私は夕食の献立のことかと思い、答えました。

 

「Cさんから、干し芋・・・」

 

「何かあったんか、Cさんから珍しいことゆうてきたんやなぁ」

 

私は、(クリスマスも近いからな)と、とっさに考えました。

 

「毎年くるよ」

 

「嘘やろ、初めて聞くわ、何でもええゆうといて」

 

「お父さん、何いっとん『干し芋』よ」

 

「そやから『欲しいもん』って、すぐに思いつかんから、何でもええ」

 

「お父さん、ここおかしいのと違う」

 

奥さんが私の頭を指差し、クルクルパーをしながら目の前の箱を開けました。

 

箱の中には芋が一杯。

 

「おお、うまそう」

 

私は、一枚取って、すぐに口に入れました。

 

「Cさんに、芋で充分やと言っといて、他に何も要らんから」

 

「お父さん、頭だけやなしに耳もおかしなったんと違う。

 私は、Cさんから『干し芋』を送ってきたとゆうてるだけよ。

 何でCさんがお父さんにプレゼントせんならんの」

 

その時になって、初めて、奥さんの言ってることが理解できました。

 

人間、自分の都合の良い風に考えるものなのです。

 

「そこまで思い込めるのは自己中のオマエくらいじゃ・・・アッホ!!」

 

奥さんが呆れていました。

 

それは兎も角、可愛い妹よ、「今年も干し芋をありがとう」

 

執筆者:中井勝人
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