ただの相談役 気まぐれブログ

断髪税
201211.22

こんにちは「少人数で頑張っている
倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。

「詐欺とペテンの大百科(青土社)」

断髪税     ドイツの悪ふざけ

 1920年にライプツィヒで、大勢の女たちが「断髪税」なるものを払おうと市役所を取り囲んだ。この悪ふざけは、政府の命令ならどんな馬鹿げていても無条件で受け入れてしまうと評判のドイツ人の姿勢のなせるものだったと後に国の内外で取り沙汰された。彼女たちは全員、当時流行していたショートヘアに課せられた税金を収めていないので、最新の税金を支払わないと厳しい過料があるという、公式っぽい政府文書による宣告を受け取っていた。現金を手にしたほとんどの女たちは、新しい税金を知らなかっただけで脱税するつもりはなかったのだと当惑する役人に向かって力説した。
 いたずら者の正体は分からずじまいだったが、ライプツィヒの上流社会の有力者や有識者の多くがこの悪ふざけの標的になったことは注目に値する。

ドイツ人と日本人とはその律儀さで
よく似ていると聞いていたが
日本でこんな悪ふざけがあったら
どうでしょうかね。
今でも役人のような人が取りにくれば
意外と黙って支払う人が多いかもしれませんね。

1920年代だったら
日本人でも税金を持っていくかもしれませんよ。

戦前、ドイツの留学した人が
「ドイツ人ほど隣人を詮索する国民はいない」
とエッセーに書いていたのを
読んだことがあります。
戦前は日本人も同じだったと思います。

執筆者:中井勝人
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