ただの相談役 気まぐれブログ

家族写真
201211.28

こんにちは「少人数で頑張っている
倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。

2008年のお正月に撮った家族の集合写真がある。
椅子に座った父母の両脇に私と義人(弟)が座り
私の後ろに和子(妻)が立ち
義人の後ろに千代(義妹)が立って
二人の間に向かって左から
千佳(義人次女)千恵(義人長女)自人(長男)千早(次女)千尋(長女)
たちが並んで写っている。
それが本当に血を分けた者たちだけの最後の集合写真だった。

2009年には千恵が奈良家に嫁ぎ
同年に自人が田口家から嫁をもらい
2010年には自人夫婦に長女・美杜(ミト)が誕生し
同年に千早が尾崎家に嫁いだ。
そして2012年である今年の12月16日には
千尋が片岡家に嫁ぐ。

これだけを書けば順風満帆の
歳月の流れのように見えるが
集合写真の前年の2007年の
12月12日に(株)ユーリン・ホームを
設立したばかりで
私と千尋の前途は
予測不能の状態だった。
そして実際に
設立してからの2年間は
あるのは夢と希望と
飢える自由だけだった。

その2年間で
私は95キロあった体重が
75キロまで減ってしまった。

ただ不思議だが落ち込むことはなかった。
「会社設立から2年間はシンドい」
占い師さん3人からアドヴァイスを受けていた
千尋の明るさに救われて
「3年目からは良くなる」
と、信じ込んで仕事をしていた。

この経験で学んだことは
第三者からは悲惨悲愴と見えるような
状況に陥っていても
そんなことには無関心でいることだ。
自らは悲観的な見方をしないこと
悲観主義は気分なのだ。
自らは楽観的な考え方をすること
楽観主義は意思なのだ。

思い返せば早いそして重い5年の年月だった。
今年の千尋の結婚式の折の集合写真が
年老いた父母を交えての最後の物となるかもしれない。
昨夜(ゆうべ)に生まれ明日(あした)に死ぬのも人の定めだ。
陶淵明の漢詩とは別な意味でも「歳月は人を待たず」なのだ。

          成年不重来     盛年重ねて来たらず
          一日難再晨     一日に再び晨(あした)なり難し
          及時當勉励     時に及んで當(まさに)勉励すべし
          歳月不待人     歳月は人を待たず
                                           陶 淵明

執筆者:中井勝人
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