ただの相談役　気まぐれブログ

こんにちは
「施主さんと想い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店　ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

今日は腹が立ってくるほど
冷たい風が吹きすさんでいます。

昼食はチャーハンでした。
老いた両親と奥さんと私
あいも変わらず
母と奥さんの二重奏の食卓でした。

「ちょっと聞いてくれる。
パパのここの
この左手の甲の
この赤こうなっている所。
これ、私がつねった
傷跡や言うんえ。
どう思う？」と母。
「ママさん
昨日の晩御飯の時も
おんなじ事、言ってたじゃん。
なあ、お父さん？」と奥さん。
「さあ、知らんなぁ」と私。
「私そんなことは言うてへんわ
今、初めて言うたことやし
なあ、アンタ？」と母。
「さあ、知らんなぁ」と私。
「それでもパパさんは
この間来た養護の人にも
『嫁さんにつねられましてん』って
言ってたよ」と奥さん。
「パパ、アンタ　
どこでも
誰にでも
そんなことばっかし
言うてるんか？！」と母。
「さあ、知らんなぁ」と父。
「パパさん、嘘ばっかし
この間言うてたが！
なあ、お父さん？」と奥さん。
「どやのん、パパ」と母。
「さあ、知らんなぁ」と父と私。
「『知らんなぁ、知らんなぁ』って
なんでもとぼけて
もお、パパの世話はしたらん！」と母。
「ワタシもお父さんの世話はせんから！」と奥さん。
「そら、困るがな」と私。
「さあ、知らんなぁ」と父。

サスガ、父の「さあ、知らんなぁ」は
年季が入っていました。