ただの相談役 気まぐれブログ

几帳面
201302.01

こんにちは
「施主さんと思い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

京都の実家の和室の隅に
鳥居を細く平たくしたような
高さ2メートルばかりの家具があった。

母は衣桁(いこう)と言い
祖母は衣紋掛け(えもんかけ)と言っていた。
木製の和服を掛けるハンガー
と思っていただけたら良い。

私は中学生の頃に見た
源氏物語絵巻の
部屋を間じ切っている家具は
ズーとこの衣紋掛けだと思っていた。

それが「几帳」と呼ばれる家具で
その「几帳」の「四角い柱」の
「面」の作りが
「角(かど)」を残して
中に「溝(みぞ)」を彫るという
凝った細工ののために
「几帳面」とは
細部まで気を配った仕事や
そうした仕事振りの人の性格に
例えられるようになった。
そう知ったのは大学生の頃だった。

ただ、この歳になっても
衣紋掛けと几帳の違いが
判然としていない。

それはそれで
放ったらかしにしているのは
根が「几帳面」ではないからだろう。

執筆者:中井勝人
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