ただの相談役　気まぐれブログ

こんにちは
「施主さんと想い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

先日、奥さんとあるショッピング・モールに行った時
ある帽子屋でちょっと気に入ったハンチングが有り
かぶって鏡を見ていると店員が近付いて来て言いました。

「そのお帽子は『一点物』で良い品物でお買い得ですよ」
「『一点物』？それにしちゃぁ安いじゃないの？」
「だから売れ残ってしまって値段を下げてるのです」

残念なことにそのハンチングは
私の頭のサイズに合わず
買うことができなかったが
それからずっと店員の
『一点物』という言葉が
気にかかっている。

彼は『一点物』という言葉を
どのような意味で使ったのだろうか？

「この世で一つしか無い物」
という意味で使ったのか？
「店で唯一売れ残った物」
という意味で使ったのか？

私の使う言葉での『一点物』は
勿論
「この世で一つしか無い物」
の意味だ。

どうも今時は言葉が軽すぎる。

住宅業界も
「注文住宅」と言いながら
「企画住宅」を売っている。
そのうちに
売れ残った「建売住宅」を
「一点物住宅」と銘打って
売り始めるかもしれない。

本当の「注文住宅」こそ「一点物」
でなければいけないものなのに・・・。