ただの相談役 気まぐれブログ

仰げば尊し
201303.15

こんにちは
「施主さんと思い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

今日3月15日(金)は
卒業式の日だったのですね。
昼食を済ませて外に出ると
実家の前の東陽中学校の正門前に
女子中学生が
集まって泣いていました。

私が小学校・中学校の
卒業式で歌ったのは
『仰げば尊し』でしたが
今も歌うのでしょうかね

     仰げば 尊し 我が師の恩
     教えの庭にも はや幾年(いくとせ)
     思えば いと疾(と)し この年月
     今こそ 別れめ いざさらば

     互いに 睦(むつめ)し ひごろの恩
     別るる後にも やよ 忘るな
     身を立て 名をあげ やよ 励めよ
     今こそ 別れめ いざさらば

     朝夕 馴れにし 学びの窓
     蛍の灯火 積む白雪
     忘るる 間ぞなき ゆく年月
     今こそ 別れめ いざさらば

昔の唱歌には
どこか古文調が残っていて
耳にたおやかに響き
美しいですね。

それが高校の
卒業式の時には
『別れ』になっていました。

     さらばさらば わが友
     しばしの別れぞ 今は
     さらばさらば わが友
     しばしの別れぞ 今は
     身ははなれ行くとも 心はひとつ
     いつの日にか また会いみん
     幸(さき)くませ わが友

     さらばさらば わが友
     しばしの別れぞ 今は
     さらばさらば わが友 
     しばしの別れぞ 今は
     声あわせ歌えや 別れの歌を
     いつの日にか また会いみん
     幸(さき)くませ わが友

高校生なのに
歌詞の内容は
単純になっていたし
メロディーも単調でした。

高校の卒業で
泣く奴もいなかったし
「卒業敷の日には
海パンを履いてこいや。
二条城の堀の水は
まだ寒いど・・・」
先生を脅している奴もいたし
先生の存在感が
希薄なのに
『仰げば尊し』を
歌っている場合では
なかったかもしれない。

先生にすれば
     さらばさらば 我が教え子よ
     永久(とわ)の別れぞ 今は
     身ははなれ行くし 心も別々
     いつの日にも また会いたくなし
     不幸になれよ 我が教え子よ
そんな気持ちで
『別れ』を選択したのかもしれない。

執筆者:中井勝人
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