ただの相談役　気まぐれブログ

こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

昨日のＹ様邸のお引渡しで
千の保管している工事キーが
また一つ増えました。

千はひとつひとつの工事キーに
邸名とお引渡しの年月日を
記入しています。

その年月日と邸名を見ていますと
涙が自然に滲んできます。

創業から丸２年間は
全く新築のご契約が頂けず
今から思うと
資金面でも
精神面でも
よく耐えられたものだと
感慨深いものがあります。

それができたのは
私の力ではなく
千のタフな楽観主義が
あったからです。

「なんとかなりますよ。
創業３年目からは
楽になるって
みんな言っておられたから・・・」

そんな言葉を根拠にしても
良いのかどうか
私には判断のつかない
占いの先生の言葉を
信じて笑顔を絶やさなかった
千がいればこできた忍耐でした。

第一棟目の着工は
2009年１２月でした。
ユーリン・ホーム創業が
2007年12月12日でしたから
本当に創業３年目を
迎えたばかりの月でした。

お建て頂いたのは　I　さん。

千の高校の同級生Ｍちゃんの
ご実家のお建替えでした。

ここでも
千の人脈という力を借りました。

私は　I　様邸には
足を向けて寝られません。

いくら娘の同級生の会社とはいえ
なんの実績もない住宅会社を
信じ信頼して頂いて
家造りをお任せ頂いた
I　さんご夫婦の徳を
忘れることはできません。

I　様邸の第一の工事キーがなければ
今の千の工事キーの束は
なかったかもしれないのです。

「ユーリン・ホームの
記念すべき第一棟目の
名誉ある家になることができた栄誉」

I　さんにそのように言って頂いた時の喜びを
私は忘れません。

I　邸の家造りの時に抱いていた
感謝と感動と感激の熱い思いを
その後の家造りにも忘れず
一軒一軒に思いと願いを込めて
仕事をしてきました。

おかげさまで
お客さんにも恵まれていました。

それにしても
一棟目からの工事キーを
お引渡し年月日と邸名を記入して
束にしている工務店は
幸せな工務店です。

『喉元過ぎれば
熱さを忘れる』ような会社には
絶対になりません。

工事キーに誓います。