ただの相談役 気まぐれブログ

空気
201305.31

こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

建替えプランを進めているSさんが
今住んでおられる家は
私が20年前に営業をして
新築して頂いた家です。

「三ちゃん便りVol.58」の「ガマのひとりごと」にも書きました。

当時私が勤務していたO社は
営業社員がお客様のプランを考え
その場で請負額が話せるように
坪数により「坪○○万円」の
単価が内々に明示されていました。

私がプランする家は
同じ坪数で同じ金額ならと
外壁の出隅・入隅が多く
屋根の棟・谷の入り組んだ家でした。

家は外観が複雑なほど
壁や瓦の数量が多くなり
その分ドッシリと大きく見えるのです。

「シックハウス問題」が起きる前で
シロアリ駆除のために
ヒ素・クロムを使用しているような時代です。

「シックハウス問題」が起こっても
一部地域や一部住宅会社の問題で
「対岸の火事」であり
「他山の石」とすることはありませんでした。

週刊誌が特集を組み始めても
「今回のホームシック問題は長引きそうやぞ」
一知半解の知識で常務が講釈をたれ
笑ってしまったのを覚えています。

あれから20年
今の住宅に求められているのは
「住む人の安全」です。

Sさんがインターネットでのお返事で
いみじくも書いてこられました。

「あと何年生きるかわかりませんが、
毎日過ごす空気を、気持ちよくしたいと思います。
ここ数年で、身近な死をおおくみてきたことや、
仕事柄「死」と向き合うことが多く、
必然的に「生きる」を考えてしまいます。」

『空気』

人が生涯で口に入れる物の中で
最も多いのが『空気』なのです。
食べ物が約一割と飲み物が約一割
残る約八割が『空気』で
その約八割の『空気』の
四分の三は家の中で吸い込む『空気』なのです。

生きるということは
日々清浄な空気を
吸うことなのです。

目には見えないからといって
「カビの胞子」や「ダニの糞」の舞っている『空気』を
生み出すような家造りだけはしない決意です。

執筆者:中井勝人
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