ただの相談役　気まぐれブログ

こんにちわ
「発泡ウレタン注入断熱だけにはこだわる
自由設計の家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

この間、知人の病室を訪れた時
ちょうど
高梁の順正高等看護専門学校の
実習生が知人の脈を取りに来ました。

知人の二の腕にゴムを巻き
その下に聴診器をすべり込ませて
一生懸命に音を聞こうとするのですが
聞こえないらしくて
何度もやり変えては
指導の先生の苦笑いを誘っていました。

「アナタ聞こえない？ワタシ聞こえたわよ」
聴診器は補聴部分が四つになっていて
先生も聞けるようになっていました。
そんな先生の言葉に実習生は
額に汗をにじませて苦闘していました。

「腕でダメならゴムを首に巻いてみたら・・・」
私がからかうと実習生は赤くなりました。

「昔ね、新米の看護婦さんに注射された時
『痛いですか』って聞かれたものだから
チクッとして痛いことは痛いから
『痛いですよ』って答えたら
同僚の人に
『代わってください　代わってください』って
おおごとになって
可哀想な事をした経験がありましたよ」

話すともなく先生に言いますと
「そうなんですよね
そんな時は『痛くないですか』って
尋ねるように話すんですけどねぇ」

その会話を聞いて
実習生はいよいよ汗をかき
「金時の火事見舞い」のように
顔を真っ赤にしていました。

初々しかったですよ。

結局、脈を取ることは出来ませんでしたが
病室を去る前に知人に
「何かご質問はございませんか？」
というものですから
「私を愛しているか
この人に聞いてくれますか？」
知人に代わって質問しました。

恥ずかしそうに
それでも完璧に無視されました。

ホント初々しかったなぁ。