ただの相談役 気まぐれブログ

営業の性
201401.31

こんにちわ
「発泡ウレタン注入断熱だけにはこだわる
自由設計の家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

この間の新年会の座敷は
14人掛けの長テーブルの下は
掘り込みになっていて
足は自由に伸ばせたが
背面は少し背中を倒すと
壁にもたれられるほど狭かった。

開始時間の少し前に来たN君たちは
テーブル中央に座ると
その場で上着を脱ぎ
腰の後ろに落としたままにした。

N君は元の同僚で
20数年来の付き合いだ
という気安さもあり
「オマエ、上着はハンガーに掛けとけよ」
と私は言った。

「いいですよ
汚れてもいいような物ですから」
Nがすかさず答えた。

「そうじゃなかろう
奥の人がトイレに行こうとしたら
邪魔になろうが・・・・
まさか上を踏んで行く訳にも
行くまぁが・・・・」
「そらそうですな。
中井さんは昔から
そんなことには
よく気が付くんだから・・・」
「当たりまでだろうが・・・
営業をしてきて
そんなことも気が付かんようなら
辞めた方が良かろう・・・」と
そんなことがあった。

最近気になることがある。

義母の家の広縁に
灰皿が置いてある。

その灰皿が時々
粉をこねるボールの
伏せた下になっている。

最初は灰皿が
どこにあるのか分からずに
探し回った。

ボールを持ち上げて
灰皿があるのを知り
次女の言葉を思い出した。

「庭でココ(猫)を遊ばせると
灰皿の吸殻をおもちゃにして
トシくんが嫌がるんよねぇ~」
「そんなもん
触ったらいけんと
猫に教えたらええんじゃ」

私はそう答えた。

猫であろうが
犬であろうが
人間の子供であろうが
道理の通じない物には
してはいけないことを叱り
それでも言う事を聞かないなら
叩いてでも
ルールを教えなければいけないと
考えている。

だから
灰皿の上にボールが伏せてあると
次女の婿が猫を庭で遊ばせたのだと
すぐに推察はつく。

だが
普通は
猫を遊ばせているあいだは
灰皿を隠すために
ボールをその上に伏せるとして
あそび終わったら
ボールは元に戻しておくものだ。

それが
子猫一匹躾けられない不徳な自分を
他人には見せないというプライドだろう。

それとも
ボールを伏せたままにしておくのは
子猫がじゃれるし
子猫の健康にも悪いし
ここでタバコを吸い
灰皿に吸殻を置いておくな
というシグナルなのか。

こんなふうに
人の心理を考えるのも
営業の性である。

いずれにしろ
私は不愉快なのである。

執筆者:中井勝人
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