ただの相談役　気まぐれブログ

こんにちは
「発泡ウレタン断熱だけにはこだわる
自由設計の家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

病室に入っていくと
「洟垂れ小僧が来た」
と、奥さんが笑いながら言いました。

「ン???!!!」と思いながら
ベッドの傍らの椅子に座り
横のカウンターの上のテレビを見ると
平櫛田中さんのことを放映していました。

『六十　七十　洟垂れ小僧
男盛りは百から百から』

107歳まで活躍された田中さんの
有名な言葉です。

100歳の時に
３０年分の彫刻の材料の
木材を買われた事も
番組で紹介されていました。

井原市の田中美術館に
以前はよく行ったものです。

田中さんの作品を見ると
心が落ち着きます。
そして動作の
写実がリアリティーを
生み出すのではなくて
誇張がリアリティーを
生み出している事が
よく分かります。

しかし
誇張が嘘であってはならない。

嘘になららいところが
天分なのでしょうね。

『いまやらねば　いつできる
わしがやらねば　だれがやる』

田中さんの書で
そのように書かれた手拭も
記念品にあったはずです。

田中美術館で買ってきて
帽子の代わりに鉢巻き巻いて
頑張ってみようかしら・・・。

「ボクは小僧だよ～」と言いながら
奥さんの腕をさすろうとすると
手の平を手の平で
パチンと叩かれた上に
「仕事　仕事
サッサと会社に行って
働かれ!!!」と言われました。

小僧はまだまだ
奥さんに甘えたい年頃なのです。