ただの相談役 気まぐれブログ

コインランドリーと公衆電話
201403.05

こんにちわ
「発泡ウレタン注入断熱だけにはこだわる
自由設計の家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

先日、コインランドリーに行きました。

毛布は毛布・下着は下着・寝巻きは寝巻き
と3箇所に分けて入れ
キッチリ蓋を閉め
100円玉を投入して待っていました。

ところが いっかな洗濯機は動きません。

隣にいた女性声を掛けてくれました。

「100円は乾燥で洗濯は500円ですよ」との事。

「そんなに細かく
分けなくてもいいですよ。
ひざ掛けくらいなら
他の物と一緒に
洗ってもいいですよ」

どうも
頼りなくも胡散臭い私の行動を
じっくり見ておられたらく
そのように助言もいただきました。

助言を聞いたからには
もう一度一箇所に
洗濯物を入れ直して
再度洗い始めようと
考えたのですが
私のような人間が
少なからずいるのでしょうね。

「一度投入したコインは返却できません」

注意事項にちゃんと書いてありました。

泣く泣く それぞれに400円づつ追加して
23分の腹立たしい時間を待ちました。

その時 コインを続けて入れながら
ふと昔のことを思い出しました。

私は大学生になるまで
公衆電話の掛け方を
知らなかったのです。

家に電話が入ったのは
5~6歳くらいの時でした。

町内で1~2番目だったでしょう。

それからは隣近所の
呼び出しに行かされたものです。

そのようなことで家を離れるまで
公衆電話を使ったことがない。

大学生になって
東京に行くこととなり
京都の彼女が京都駅で
電話用にと10円玉を
袋いっぱい持たせてくれました。

その頃はまだ携帯電話もなく
東京でも街中いたるところに
公衆電話がありました。

東京に着いたその夜
私は約束どうりに
夜の8時過ぎに
彼女に電話をしました。

戸惑いながら受話器を取り上げ
10円玉を投入口に入れ
ダイヤルを回すとコール音が響きました。

彼女の声が
受話器の向こうから
聞こえました。

ところが東京~京都間ですから
すぐに通話は切れてしまいます。

そこで、一旦受話器を戻して
また受話器を取り上げて
10円玉を入れて
ダイヤル回すを
繰り返しました。

何度目かの繰り返しの後です。

「中井君、アンタもしかして
一回に10円一個しか
入れてはらへんのと違う?」
「そおや 通話は
1回10円違うん?」

彼女はケタケタ笑いました。

「ソラ通話は一回10円やけども
10円玉をくさん入れたら
それだけなごう話ができるんよ。
そやから10円をたくさん
渡してあげたでしょ」

コインランドリーでは
だから
100円玉を続けて4枚
それも3箇所にいれました。

その時ことを思い出しながら・・・。

ウブというよりムチでした。

執筆者:中井勝人
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