ただの相談役 気まぐれブログ

ドイツリスクで読むドイツの半面 
201511.24

35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマ。

先日ブログで「反日のドイツ」と書きましたら
「ドイツは反日なのですか?」と尋ね返されました。

日本人が願っているほど親日国ではないのは確かですね。

昨日から読み始めた『ドイツリスク』という本の中に
書かれたことに少し触れてみます。

*デタラメな日本論
 (福島第一原発事故以後の)日本政府、東電への批判は、
日本の大手メディア、日本社会、日本人一般への批判にまで容易に拡大した。
「フランクフルター・アルゲマイネ」紙(3月16日付)は「意図的な情報操作は日本の伝統」と
題する記事で、三菱自動車工業のリコール隠し(2000年に発覚)などを例に挙げ、
「こうした偽の情報を流すやり方は、日本企業の中で東電が例外ではない。
多くの日本人は都合の悪い情報を伝えようとは思わないし、
それを避けようとする余り、多くの場合、単に沈黙することが多い。
つまり、見ざる言わざる聞かざる、どんな結果になろうと面子だけが大切になる。
そしてそのための対価はどうでもよくなってしまう」とコメントした。

*日本をライバル視する心理
「(外交官ショルツは)私(村田)の忠告と支援を得て・・・・・・
当時のディットマン駐日大使に対し、日本においてドイツ産業展を開くこと
及び日本の経団連とBDI(ドイツ産業連盟)の定期対話を開くべきことを進言し・・・・・・
その旨の意見具申をボン政府へ行ったが、財界から一笑に付された・・・・・・
ランガー経済担当次官が、ディットマン大使の意見具申を
フォルクスワーゲン(VW) 社に持参、呈示したところ、
当時のVW社長ノルトホーフは憤りで顔面を真っ赤にして、
怒気満々に『日本製の自動車がVWを追い抜くことなど未来永劫ありえない』と叫び、
意見具申書を机から叩き落とした」  

まさしく 『人を呪わば穴二つ』 そして 『奢れる者は久しからず』です。

執筆者:中井勝人
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