ただの相談役 気まぐれブログ

普代水門 
201603.29

ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。

この間読んでいた本に
「普代水門」のことが出ていました。

東日本大震災の直後に
人びとの耳目を集めた水門でした。

岩手県下閉伊部普代村にある水門です。

2011年の東日本大震災発生後
津波が水門の上を
2メートルほど乗り越えましたが
水門が決壊しなかったために
普代村では死者はゼロ
被災民家も無くて済みました。

この普代水門は普代川の河口から
約300メートルの場所にあり
高さ15,5メートル・幅205メートルの
コンクリート製の水門です。

しかし
この水門の建設に当たっては
多くの反発者がいました。

それを押し切って完成させたのが
村長の和村幸得氏でした。

普代村は
1896年の明治三陸地震の津波で1,010人の
1933年の昭和三陸地震の津波で約600人の
死者・行方不明者を出していました。

「二度あることは三度あってはいかん」と
反対意見に対しても和村村長は譲らず
「そこまでの高さが必要なのか」
という異論にも耳をかさずに
以前の津波の高さが14メートルあったので
15,5メートルの高さの水門を作らせました。

この普代水門と太田名部防潮堤を合わせた
総工費は約36億円だったといいます。

昨年は
鬼怒川堤防決壊という事故がありました。

これは 当時の民主党政権が
堤防の補強予算を削ったことによる
人災だといわれたものです。

「先人の津波防災にかける熱意が村民を救った」
和村村長のあとを受けた深渡宏村長の言葉です。

政治家の資質というものを考えさせられる言葉です。

musukari.jpg会社に行こうとした時に
庭の草花に水をやっていた奥さんが
手招きをするものですから
近付いて行くと咲いていました。

春の花は群生するといいます。

ムスカリです。

ブドウヒヤシンスともいいます。

【花言葉】
通い合う心・寛大な愛・明るい未来

その当たりにしておきましょう。

私の好きな春の花の一種でもあります。

執筆者:中井勝人
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