ただの相談役 気まぐれブログ

なんとなく考えたこと 
201605.29

ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。

この間テレビドラマをチラッと見た時に
ある家の奥さんが訪問客?に
息子が招集された話をする場面がありました。

「それはおめでとうございます」

それがお客さんの対応でした。

第二次大戦前の日本では
召集された人の家族に対して
「おめでとう」と言うのが
建前であったとしても
『正しい対応なのだ』と
変に今昔の感に打たれました。

今の日本で身内の者が
軍隊に取られた家族に
『めでたい』とする発想を抱く者は
ほぼ皆無でしょうし
『めでたい』と挨拶する者は
もっともっと少ないことでしょう。

思想が右であろうと左であろうと
戦争を肯定的に捉えている
日本人はいないでしょう。

それで考えが飛んだのですが
『江戸時代中期までの日本人は
今の私たちと似た反戦論者だったのだ』
ということでした。

1467年に応仁の乱がおこり
1573年に信長に足利義明が追放されるまで
戦国時代が続き 安土桃山時代となり
1603年に家康が征夷大将軍になって江戸幕府を開くまで
136年もの殺伐とした暗黒の時代が続いたのですから
江戸時代の日本人は根っからの平和主義者になっていたでしょう。

だから
江戸時代は264年も平和を保つことができた。

ところが
1867年大政奉還で江戸時代が終わり
1945年までの明治・大正・昭和の78年間の時代は
日本は絶えず戦禍にまみれていました。

第二次大戦敗戦後の日本人は
骨の髄からの反戦平和主義者になったと思います。

それから71年が経過しました。

オバマ米大統領が廣島を訪れ
核兵器のない世界と
未来の子どもたちの平和な生活を
願われました。

それは
すべての日本人の願いでもあると思います。

子どもたちが招集され
「おめでとうございます」と
言わなければならないような世の中は
まっぴらです。

世界の人々がそう考えられる時代はいつ来ることでしょうか・・・?

執筆者:中井勝人
アーカイブarchive

お問い合わせ

土地探し相談も受付中!

電話でお問い合わせ

086-429-1255

受付時間 9:00~18:00

WEBでお問い合わせ

シダのある暮らし
来場予約 資料請求・お問い合わせ
来場予約
資料請求・お問い合わせ