ただの相談役 気まぐれブログ

外来種は本当に悪者か? 
201609.27

ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。

読売新聞の書評欄で読んで注文していた本が
昨日届きました。

 「手つかずの自然」は地球上どこにもない。
アマゾン川の両岸に広がる熱帯雨林は何百万年前から
変わっていないのではなく、旧大陸から持ち込まれた病原菌
によって新大陸の住民が死滅したので森林が復活したのだ。(略)
著者は外来種悪玉論からの改宗と周回遅れの環境保護運動に
警鐘を鳴らす。

私も外来種悪玉論者でしたのでこの本を買ってみました。

gairaishuhawarumonoka.jpg『外来種は本当に悪者か?
新しい野生THE  NEW WILD
(フレッド・ピアス 著・藤井留美 訳
岸由二 解説・草思社)』

【帯】
著名科学ジャーナリストが
敵視されてきた生物の活躍ぶりを評価し
外来種のイメージを根底から覆す
知的興奮にみちた科学ノンフィクション。

よそ者、嫌われ者の生き物たちが
失われた生態系を元気にしている!?

この本は、21世紀の環境保護は
どうあるべきかという問いに、私なりに
答えを探す旅でもあった。自然を樹脂で
固めて保存することはできないし、ましてや
過去の自然をふたたび創造することも無理な話だ。
どちらも地球を巨大な動物園にするようなもので、不可能であるばかりか自然に対する
冒涜でもある。想像の産物に過ぎない「手つかずの自然」を守ろうとしても負け戦に終わる。
むしろ、外来種の活力と「侵略本能」を活かして自然の再生をめざすべきだろう。「はじめ」より

昨夜の内に「第1章 グリーンマウンテンにて」を読み追わりました。

知的好奇心が強く刺激される本です。

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東北東の空に久しぶりに月を見ました。

この人しか ゐないと知れり 夕月の 新鮮にして 穏やかな恋
                          福井有紀

読売新聞朝刊『四季・長谷川櫂』の歌を思い出していました。

月は三日月でしたが清く澄んでいました。

執筆者:中井勝人
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