ただの相談役 気まぐれブログ

「悪法もまた法なり」
201703.31

オンリー・ワンの家造り 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

古代ギリシャの哲学者・ソクラテスが裁判の結果 
死刑を宣告され 
弟子たちが国外に逃げることをすすめたけれど
「悪法もまた法なり」と言って毒を仰いで
刑に服したことは有名な逸話です

法律や規則に従うことは民主主義の根幹で
私も守ることにヤブさかではありません。

しかし
法律や規則は作れば良いというものでもないでしょう。

私は余りテレビを見ませんが
最近は見る気にもならないです。

その原因の一つに
「放送倫理検証委員会(BOP)」の存在があると考えます。

あのような組織に規則の内容の
善し悪しを判断をさせ権威付けさせたら
規則に抵触することを恐れて
誰も何もテレビで問題提起をしなくなりますよ。

4月に知り合いが結婚することになり
当日サプライズで祝電を打ってやろうと考えました。

式場も曜日も開宴時間も新郎の姓も分かっていたのですが
新郎の名前と新婦の姓名が分かりませんでした。

郵便局に電話をしたところ
姓だけだと2組の新郎が同姓のことも無きにしも非ずで
名前が分かった方が確実だとの事でした。

結婚式場に電話をかけて
事情を逐一話して新郎の名前を教えてほしいと頼みました。

「個人情報保護のためにお教えできません」

木で鼻を括ったような答えでした。

個人情報保護法
 「個人情報」とは生存する個人に関する情報であって
当該情報に含まれる氏名・生年月日その他の記述等により
特定の個人と識別することができるもの(他の情報と容易に
照合することができ、それによって特定の個人を
識別することができることとなるものを含む)。

勤め先まで知っているのに「個人情報保護法」があるために名前を教えられない。

「個人情報保護法」はそこまで厳密な適用を求めているとは考えられませんがねェ~。

「すみません・・・お名前をお知りたければご本人にご確認ください・・・」

「アホかァ~それのどこがサプライズなんや!!!」

結婚式場の受付嬢が間違っているとは思いませんが
つまらん法律を作ると世の中は硬直するばかりです。

と言って
どこかの国のように法治ではなくて
情治で物事が決っていくと
民主主義国家ではなくなります。

やはり
「悪法もまた法なり」の国家の方が健全なのでしょうね。

執筆者:中井勝人
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