ただの相談役　気まぐれブログ

オンリー・ワンの家造り　倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

昨日
佐藤圭一先生が随筆を
発表なさいました。
（前略）
この日も英さんが
立ち上がった。
「来月は九月二十日が
水よう日、やりませんか。
ご都合の悪い人は
言って下さい」
「大いに結構、
やりましょうよ」
と、中井さん。
「初めての所へ来ましたが、
前々からの知己のようで
楽しかったです」と
ヤマホン氏。
手帖を取り出して
、「その日は何とか」と萱岡さん。
奥さん連中も「グー」「グー」とサインを出した。
どうやら来月も実行するというふん囲気である。
（中略）
中井さんが立ち上がって、ひとしきり皆の顔を見わたした。
「来月九月二十日。みなさん覚えていてください。
定員十二名『先生、まだ生きとる会』をします」
皆の顔がほころびた。

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呑み会はすでに『先生、まだ生きとる会』という恒例の会に昇格していたようです。

『皆さん、覚えていてください』
といった本人が覚えていないのが
少し物悲しい結末です。