ただの相談役 気まぐれブログ

備前焼専門店・ギャラリー備州
201712.04

オンリー・ワンの家造り 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

昨日のシンフォニーホールでのコンサートの帰り
桃太郎大通りを岡山駅にむかいながら
備前焼の「戌」に誘われるように
ギャラリー備州に入ってしまいました。

「見せて頂くだけですが・・・良いですか」

「どうぞ・・・どうぞ・・・お入りください」

店の奥から軽やかな声がして
すらりとしたエレガントな女性が
笑顔を出されました。

私は来年の干支「戌」の置物の
値段が気になったのです。

やはり
倉敷美観地区の備前焼の「戌」と比べると
このお店の置物の「戌」の方が安かった。

それを確かめたら帰る予定でした。

「アラ・・・パンを焼いている匂いがする?」

「奥さんに分かってしまいました・・・?
店の奥だと寒すぎてふっくらしないものですから
お店で焼かせてもらっているんですよ」

奥さんがパンのことを聞いたものですから
気分的にリラックスしてしまい
お店に長居をしてしまいました。

bizennchakisetto.jpg「お嬢さん・・・この煎茶道具は幾らですか?」

「〇〇,〇〇〇円ですが・・・お遣い物ですか?」

「いえ・・・家で使います」

「それでしたら桐箱はおやめになって
名前のある作家さんの作品を選ばれて
バラで買われる方がお得になりますよ」

そんなことで煎茶道具を買いました。

急須が「大谷敬二郎氏」
湯冷ましと湯呑みが「三好満氏」の
陶印の入ったものでした。

値段を集計すると桐箱に入った道具よりも高くなりましたが
お嬢さんが桐箱の物と同じ値段にして下さいました。
.

「コーヒーを入れますけれどお時間は良いですか?」

「お嬢さんが入れてくださるのなら待ちますよ」

「お嬢さんという歳でもありませんよ・・・
結婚していて子供もおりますから・・・」

そうおっしゃっていましたが
誠に感じのよい美しい女性でした。

ギャラリー備州は
作陶家の山本雄一氏・竜一氏の直営点だそうです。

備前焼を委託されて展示販売されているのだそうで
岡山市内で唯一の備前焼協同組合陶友会加盟店だそうです。

定休日は不定らしいですがお嬢さんの都合のようです。

「またお茶をいただきにきますよ」

「お待ちしています」ということで帰ってきました。

この煎茶道具は 最近毎日
美味しくお茶を入れてくれる奥さんへのお礼です。

honnkakushouchuu12satou.jpgYさんが突然来店され
「お父さんに『持って行け』って言われたんよ」
と 本格焼酎・佐藤をいただきました。

Yさんのご主人・・・美味しい焼酎をありがとうございます。

今日4日(月)は満月でした。
201712manngetu.jpg備前焼
 備前焼は、須恵器を源流にわが国最古の焼き物で、
一千年の間守りつづけられた無釉焼き締めの伝統から
生まれたものです。
 良質の陶土をそのまま生かし、十数日間も松割木を
燃料として、高温でじっくり焼き締めたものこそ最も
日本的で素朴な魅力を有しています。
 備前焼の持つ、この自然の美と用を探究し作陶に
精進するものです。
                   三好 満

執筆者:中井勝人
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