ただの相談役 気まぐれブログ

松無古今色・竹有上下節
201804.13

アナタの隣りの工務店、倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

鏡里・吉葉山の頃からテレビ桟敷で
お相撲を見て来た私としては
昨今の相撲協会の体たらくには
歯痒い思いをしてきました。

 静岡市で8日に開催された大相撲春巡業
「富士山静岡場所」で力士が土俵で小学生
らに稽古をつける「ちびっ子相撲」に、女子
児童の参加が認められなかったことが明らか
となった12日、日本相撲協会の芝田山広報
部長(元横綱大乃国)が東京・両国国技館で
説明し、「昨年9、10月ころの話し合いで
決っていた。安全第一ですから」と既に
決っていたことだと明かした。

土俵に女性が上がれないことが
論議を呼んでいる昨今
つまらない事をして
注目を浴びるようなことを
するなよ』と言いたいですね。

私は女性が土俵に上がっても良い派です。

論語に『松無古今色』という言葉があります。

『まつにここんのいろなし』

松は古い松も新しい松も
緑の葉の色は変わらないという
人間への不変・平等を説いている言葉です。

その上で
論語は『有上下節』という言葉も加えています。

『たけにじょうげのせつあり』

竹には上と下に節があり区別があるように
人間にも男と女の区別はあるという言葉です。

人間が不変・平等であることと
男女の区別があることとは両立するのです。

区別の源泉が『伝統』であることには
十分説得力はあるでしょう。

しかし その『伝統』が及ぶ範囲は
『伝統行事』の中だけのことで
土俵上での緊急事態やお遊びにまで
拡大解釈をしてはいけないと考えます。

「ちびっ子相撲」は『伝統行事』ですかねぇ~。

安全を謳うなら男女の区別なく
「ちびっ子相撲」をさせてはいけないでしょう。

しっかりして下さい・・・相撲協会。

執筆者:中井勝人
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