ただの相談役 気まぐれブログ

躑躅と髑髏
201809.28

アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

【神様の住所(九螺ささら 著・朝日出版社)』の頁を
気楽な気持ちで時々開いています。

今朝この章を読みました。

               41 漢字
 中央分離帯にじっと植わっている躑躅の五十にひとつが髑髏

  躑躅(つつじ)と髑髏(どくろ)は似ている。

  蒲公英(たんぽぽ)と蒲鉾(かまぼこ)も似ている。

  饂飩(うどん)と愚鈍(ぐどん)は兄弟だ。

  匍匐(ほふく)前進は葡萄(ぶどう)に向かって進む。

  鞦韆(しゅうせん)とはブランコのことだが、三橋鷹女の名句、

   鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし
 
 以外での使用例をを見たことがなく、「鞦韆」は一見まるで「靴鞄」である。

  子供の頃、「若干名」を「魚の干物」だと思っていた。

  なぜ大人は干物をそんなに集めようとしているのだろうと、〈若干名募集〉の求人

 広告を見て不思議だった。(後略)

私は幼い頃 ご近所の玄関の標札の上に
「遺族の家」と書いた木札が張ってあるのを見て
我が家がそうでないことをさびしく思いながらも
やはり京都には高貴な家が多いのだと
変に満足していたものでした。

哀しいことに「遺族」と「貴族」の違いが
分からなかったのです。

「扁桃」   = 「アーモンド」
「砂糖天麩羅」= 「ドーナツ」
「香蕉」   = 「バナナ」
「牛酪」   = 「バター」
「乾餅」   = 「ビスケット」
「木精}   = 「メチルアルコール」
「大熊猫」  = 「ジャイアントパンダ」

『神様』の本には
上記のようなことも書いてありました。

  一青窈は「ひととよう」なら、朝日笑を「ごきげんよう」と読んでもいい。

これは感性の違いで
いまだに頭を捻っていますが
軽く読んで 言葉遊びで
面白く頭を使うことのできる本です。

いつも近くに置いてある本です。

執筆者:中井勝人
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