ただの相談役 気まぐれブログ

和歌と短歌の違いは何?
201810.19

アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

先日 ある集まりで俳句をよくなる方から
和歌について色々と教えて頂きました。

「和歌と一言で言っても 和歌とは
万葉集に収められている歌の総称で
長歌・反歌・旋頭歌・短歌など
色々な種類があるのです」

長歌は五・七を三回以上繰り返して七で締める歌。
 瓜はめば(五) 子ども思ほゆ(七) 栗はめば(五)
   まして思はゆ(七) いづくより(五) 来たりしものぞ(七)
     眼交(まなかい)に(五) もとなかかりて(七) 安眠(やすい)し寝(な)さぬ(七)

反歌は長歌の後に読み添える五・七・五・七・七の短歌。
 銀(しろがね)も(五) 金(くがね)も玉も(七) 何せむに(五)
                まされる宝(七) 子にしかめやも(七) 

旋頭歌は五・七・七・五・七・七と三十八文字で読み片歌を二人で唱和する歌。
 住吉(すみのえ)の(五) 小田を刈らす子(七) 奴(やっこ)かもなき(七)
 奴あれど(五) 妹(いも)がみために(七) 私田(わたくしだ)刈る(七)  

平安時代以降は
和歌といえば五・七・五・七・七の短歌のことになり
短歌は和歌の一形式だったのが
和歌=短歌になったそうです。

現代では明治以降の作品を短歌
江戸時代以前の歌を和歌と呼ぶことが多いとのことでした。

「Oさんのなさっている俳句は和歌とはどういう関係ですか?」

誰かが尋ねました。

「無関係です。
和歌などは一首・二首と数えますが
俳句は一句・二句と数えます。
形式は五・七・五が基本ですが
必ず季語が入っていなければいけません」

で・・・和歌と短歌の違いは何?

執筆者:中井勝人
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