ただの相談役 気まぐれブログ
道三の旗指物
202005.05
想像と家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。。
NHKの大河ドラマの
「麒麟がくる」の
道三が息子の義龍を討ちに
出兵する場面を見ていると
旗指物にひるがえっていた紋が
波紋だったので
しまったと思った。
。
4月の墓参の折に
見かけた家紋だったのに
お墓の苗字を調べるのを
忘れていたのだ。
再度「家紋大辞典」を開くと
「波紋」の中の「二頭立浪」。
2つの波頭を持つ波に
5つの飛沫を添えて描く。
美濃国の戦国武将
斎藤道三の家紋。
辞典によると「波紋」は
江戸時代の幕臣では
大木氏が「左三頭紋」を
用いた他
小栗氏・北山氏・河野氏
島崎氏・曽我氏・平井氏
松田氏・本康氏・渡辺氏
などが用いた
となっていた。
。
斎藤道三の肖像画の紋も
「二頭立浪」の紋が
きっちりと描かれている。
歴史は面白いものだ。
。
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執筆者:中井勝人