ただの相談役 気まぐれブログ

建築中の現場打合せの重要性
202104.29

オンリーワンの家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

チヒロが結婚をして
家庭を築いた時に
マイホームとするが良い。

それまでの間は
展示場兼事務所として
使っておこうと考え
13年前に私が設計をし
この度ひょんなことから
私と奥さん終の棲家
となった新居は
「失敗したな」
と反省している所が二ヶ所ある。

21sekoumae04.jpg

一つは
玄関ホールの奥にあり
ホールに向かって
2枚の開き戸で開ける
奥行き50センチの物入れだ。

間口200㎝
奥行きが450㎝もある
広い玄関ホールなのだ。

物入れの奥行きを
100㎝にして
真中で区切って
脱衣場からと
ホールからと
それぞれが50㎝の奥行の
物入れを作るべきだった。

21sekougo04.jpg

入居早々
奥さんが尋ねてきた。

「この物入‥‥
上半分を脱衣場から
タオルや下着を
入れるように出来ん?」

昨日
そのリフォーム工事をした。

半日で終わる工事だったし
2枚の開き戸を締めると
ホール側から
工事の痕跡は伺えない。

だがやはり初めから
脱衣場からは脱衣場専用の
物入れを作っておくべきだった。

もう一ヶ所の失敗事例は
今はまだ触れないことにする。

本当に奥さんと2人だけで
住めるようになれば
失敗がより顕著になると
考える。

家はやはり3度建てなければ
満足する物にはならない
のかも知れない。

今のユーリン・ホームなら
今回の物入れのような問題は
図面段階で解決していただろう。

また そのまま
奥行き50㎝の物入れが
玄関ホールからの出し入れだけで
あったとすれば
物入れを100㎝の奥行にして
真中で脱衣場とホールからの収納を
現場打合せで大吾が提案していたと思う。

だから建築中の現場での
打ち合わせがより重要に
なってくるのだ。

煩雑な図面での家作りの難しさを
楽しさに変えてゆくのは
施主さんと行う綿密な現場での
打合せにあるのだ。

執筆者:中井勝人
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