ただの相談役 気まぐれブログ
あなたのための家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日の11月30日が
ユーリン・ホームの社長として
最後の日だった。
チヒロが
セッティングをしてくれて
季菜里(きなり)で私たち夫婦と
チヒロたち夫婦の4人で
昼食を食べた。
むかし流行った運動部の
『追いコン』
といったところだろう。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/12/211130torishuu.jpg)
食事後
季菜里の隣の鳥周(とりしゅう)で
私と奥さんは串などを買い
夕餉の酒の肴(さかな)にした。
けっこう塩味が口に合った。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/12/211130murasakikochou.jpg)
新居にチヒロが
紫のコチョウランを
持って来てくれた。
英さんと清水さんがくれた
事務所の新築の祝い花だった。
花が終わったら
このコチョウランでハンギングを
作ってみようと考えた。
鳥周とコチョウランとで
荘子の『胡蝶の夢』に
思いが至った。
むかし荘周は夢で胡蝶となる
挧挧然として胡蝶なり
自ら楽しみ志に適えるかな
周なることを知らざるなり
俄然として覚むれば
則ち遽遽然として周なり
知らず周の夢に胡蝶となれるか
胡蝶の夢に周なれるか
周と胡蝶とは則ち必ず分有らん
此を之れ物化という
挧挧然=くくぜん
自由で楽しく気持ちの良いさま
遽遽然=きょきょぜん
にわかであわてるさま
物化=ぶっか
本質的には一つであり
物がさまざまに変化すること
『胡蝶の夢』とは
自分も蝶も
変化のうちの一つに過ぎず
本来は区別などはない
ということだ。
思い返せば
考えても見ないことに
57歳で建築会社を興し
娘を据えるつもりだったのが
自らが社長となり
今また71歳にして
ただの相談役となる。
ある意味ではこれも
『胡蝶の夢』か‥‥。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/12/211130kochounoyume.jpg)
社長ブログはこれでお終いになる。
ただの相談役・気まぐれブログ
明日からはそうなる予定だ。