ただの相談役　気まぐれブログ

あなたのための家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

今　
令和3年12月31日の
午後の10時だ。

通常ならば寝ているのだが
頑張って起きている。

大晦日で年越蕎麦を食べるためだ。

奥さんは散歩に行く前か
行った後に食べれば好いと言う。

「おこしてくれたら蕎麦を作るよ」

そうは言ってくれるのだが
12月31日の23時59分59秒
までに食べる蕎麦だから
年越蕎麦なのであって
1月1日になってから
食べる蕎麦は年明蕎麦だ。

年越と年明では
蕎麦を食べる意義が
違うような気がする。

蕎麦は細くて長いので
寿命や身長が伸びる。

金箔を伸ばす台を
蕎麦粉でぬぐうと
よく伸びるので
蕎麦は金運が良くなる。

蕎麦は新陳代謝をよくして
体内を清浄にする。

それらの理由で江戸中期から
年越蕎麦を食べる風習が
始まったと
読んだことがある。

「お父さん‥‥できたよ」

階下から奥さんの声がする。

私は鴨南蛮蕎麦が好きだが
わが家の年越蕎麦は
私が物心がついた時から
鰊蕎麦だ。

鰊の年越蕎麦を食べて眠り
新年を迎えようと思う。

皆さん‥‥良いお年を‥‥