ただの相談役 気まぐれブログ

コロナリウム・ドワーフ
202201.30

大切で大事な家の診療所
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

「これ‥‥また枯らしとるわ」

家に取り込んで
4~5日に一度霧吹きで
メネデール入りの霧を吹きかけ
2週間に一度は
ハイポネックス入りの水に漬けて
注意深く丹精している
チランジア・ウスネオイデス
奥さんが貶した。

腹が立つので同じものを
ホームセンターで買って来て
夜の間に混ぜこぜにして
吊るしておいた。

「どや‥‥ちゃんと成長してるやろ」

朝起きて奥さんに自慢した。

「昨日の夜に2つを一緒にしていたじゃん
どうせどっちも枯らすんじゃから」

バレていた。

今日は風呂上りに
シノブたちに湯をかけてやった。

1階と2階の便所のカウンターの片隅に
余り水も遣らず忘れたように置いてあるが
枯れもしないで緑を保ってくれている。

日本の夏の暑さ・冬の寒さの中で
人々を楽しませてくれることから
『耐え忍ぶ』の『忍』が由来のシノブ

愛らしい植物だ。

今夜は娘たちが来て我が家で
タコ焼きパーティ―をするという。

食材とビールを買いに
ゆめタウンに行ってきた。

清算する段になり
慣れていない機械の前で
小銭が増えるのが嫌で
1万円札を入れた後で
小銭入れから端数の小銭を
取り出そうとしていた。

「早よう清算ボタンを押さにゃ」

「エッ‥‥ホント‥‥」

自分の行為に自信が無いから
慌てて奥さんの言葉に従った。

ジャラジャラジャラと
小銭が出てきた。

『小銭がいらんから
小銭を出そうとしていたのに
何で分かった風なことを
言うかなあ~』

不愉快だったので
帰りは運転をして
Y’sプラスに立ち寄った。


ビカクシダのハンギングが
目についた。

憂さ晴らしに買った。

プラティケリウム・コロナリウム
・フィリピン・ドワーフ

仲好しの店主の奥さんが
ドワーフを持ち帰りようの
手提げに入れながら
可笑しそうに微笑み
話しかけてきた。

「すごいですねぇ~
昨日入荷したばかりなのに
すぐですもんねぇ~
ビカクシダを入荷したら
すぐに来られますよね」

「匂いが分かるんだろうか?」

「この間のステマリアも
そうだったですけれど‥‥
変わった物が入ると
すぐに見つけられるんですから
運がいいですよねぇ」

「運がいいのか悪いのか‥‥
どっちだろうかね」

自問しながら
不快感は消し飛んでいた。

執筆者:中井勝人
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