ただの相談役 気まぐれブログ

重労働
202207.27

職人も家を頼みに来る会社
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

今日は朝から曇天。

曇り空を吉祥として
汗も少なかろうと
濁ったし水槽の水替えをした。

和金を澄んだ水の水槽に入替え。

琉金を澄んだ水の水槽に入替え。

亀を澄んだ水の水槽に入替え。

水の入替えは水槽を
変えれば済むことで
スペアーの水槽が有って
水を入れれば良いだけだ。

ごく簡単なことだ。

問題は緑の水アクが付き
汚れ切って臭い水槽の
掃除のほうだった。

ホースから水を出しながら
タワシなどでこびり付いた
水アクを落としていく。

これが大層な力仕事なのだ。

汗ぐっしょりになりながら
ふらつく足で水槽の周りを
あっちこっち動きながら
汚れを擦っていった。

すると 覚束ない足取りの足に
足元のホースが絡みついてきた。

スッテンコロリンになりそうになった。

かろうじて
体が覚えている柔道の受け身で
背中を猫のように丸め
汚れた水の満ち満ちた水槽に
倒れ込んだ。

「お父さん‥‥何で水槽に寝とん
暑かったらシャワーを浴びたら
いいじゃん」

洗濯物を干しに出てきた奥さんが
笑って聞いてきた。

『引っくり返りながら
受け身で体を守るために
水槽の水の中に
倒れ込んだのです』

弁明はしなかった。

倒れ込む時に
ホースに絡まった左足の左脛を
引き抜こうとして
ザラザラとしたコンクリートに
思いっきり擦りつけてしまった。

腫れて熱を帯びてきた。

生き物を飼うということは
命に係わる重労働なのだ。

執筆者:中井勝人
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