ただの相談役 気まぐれブログ
1から10まで相談住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2022/10/221016kao.jpg)
この度 弟の5歳になる孫が私を見た時に
「おじいちゃんがいる」と
私と弟を見間違えたそうな。
私と弟は幼い頃「よく似ている」と
皆に言われたものだ。
大人になるにつれて
私は肥満体質で弟はやせ形で
顔も丸型と細面で
あまり似ていなくなった。
大人になって唯一似通っていた時期は
私がユーリン・ホームを立ち上げ
新築住宅の受注がないまま
激やせした頃だった。
「あの二人は双子なの?」
チヒロの結婚式で婿側の親族に
囁かれたぐらい似通っていた。
私自身でも驚くほどだった。
だからと言って
不細工になったという訳ではない。
それにしても顔かたちというのは
面白いものだ。
われわれは、親譲りの物質的財産で威張るやつを
軽蔑するのに、親からもらった美貌で威張ったり
得をしたりする人間をどうして軽蔑してはいけないのか。
これは作家の平林たい子女史が
若い頃持った疑問だ。(『不美人論』)
菊池寛は丸顔で肌が黒かったので
あだ名は『たどん』であったという。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2022/10/221017kikuchikann.jpg)
トルストイが不細工だと知り
共感を寄せたそうな。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2022/10/221017turusutoi.jpg)
菊池寛やトルストイの肖像写真を見て
私は不細工だとの印象を持ったことがない。
私は顔かたちというものは
年齢を重ねながら
作り上げていくものだと考えている。
私もそろそろ
顔づくりをしなければならない齢(よわい)に
なってきたようだ。