ただの相談役 気まぐれブログ

病膏肓(こうこう)に入る
202307.31

一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

昨日の昼過ぎに
炎天下の駐車場に出ると
来庵者が二人おられた。

昨日のような暑い日中に
来庵者が有るとだに
想像もせず
ビカク展示コーナーに
二人の女性の姿を見つけ
思わず口走った。

「こんにちは‥‥何ですかな?」

挨拶をしながら
己のトッポサに
思わず笑ってしまった。

『ビカクシダを見に来て
下さったのだろうが‥‥』

腹の中で自問自答。

「どうぞ‥‥どうぞ‥‥
ビカクを何か育てておられる?」

「この間‥‥ワイズ+さんで
アルシコルネの鉢植えを
買ったんです」

私が噴き出す汗を
タオルで無ぐいながら
ビカクのことで
熱弁を振るっていると
英ご夫婦が車でやって来られた。

ご夫婦の応接は奥さんに任せ
私は女性二人とのビカク談義に
ふけっていた。

「これからどんなのを
集めたいんです?」

ベイチーなんか‥‥って
考えているんです」

「じゃあ~これがいいかな‥‥」

株分けをして広葉樹の樹皮の
ハンギング仕立てにしたベイチー
丁度1枚有った。

新しい胞子葉が伸び出していて
活着はしていると考えていた。

女性も素直に
受け入れてくれて
お持ち帰り下さった。

「中井さん‥‥
若い女性とビカクの話をしていると
楽しそうですなぁ~
『また来る』ってお伝へください」

英さんご夫婦にはウインナーの
詰合せを頂いたのだが
お礼も言えなかった。

来庵者の女性二人が帰られた後
私は意気軒高になっていた。

女性たちには礼状も直ぐに書き
投函もしてきた。

ビカクシダか‥‥女性か
本来好むのはどちらなのか。

『病膏肓に入る』と
少しくらいの目先の病は
吹き飛ぶようだ。

執筆者:中井勝人
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