ただの相談役 気まぐれブログ
一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
午前中
シダの路地裏庵・庵主としての
朝の仕事を終えて汗をかき
パンツ1枚で体を乾かしていると
越智瓦店の越智さんが来られた。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/08/230806ochibu.jpg)
「お父さん‥‥何しよん‥‥
越智さんが朝一番に
取ったブドウを持って
来て下さったよ‥‥」
『怒鳴られたって
越智さんが来るって知らんがな
パンツいっちょで出られるか?』
急いで服を着て
駐車場に出ていった。
越智の奥さんの手造りのブドウで
新種で賞味期間が短いために
朝取りのブドウを越智さんが
急いで配って廻っているのだそうな。
配って残ったブドウは
ご夫婦でワインに挑戦するという。
それよりなにより
嬉しいことがあった。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/08/230806ocjibe.jpg)
越智さんが材木店に
立ち寄った時に
米松の樹皮を見つけて貰い受け
軽トラの荷台にズッ‥‥と
置いていて下さったと
聞いたことだ。
「早く持って行かにゃぁ‥‥
ならんと思いながら
忙しくて置きっぱなしで‥‥」
どこにいても
私のビカクの趣味を考え思い
ハンギングには米松の樹皮が好いと
話した私の言葉を頭の隅に残し
材木店で米松の樹皮が目に着いたら
貰って来て下さる越智さんの
優しさに歓喜した。
ひと際大きな米松の樹皮は
スパーバムかエレファントティスの
大株を活着させて
玄関ホールの衝立(ついたて)にすれば
面白いビカクシダの仕立て方になると
一瞬閃いた。
婿のダイゴに相談してみよう。