ただの相談役 気まぐれブログ
一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨朝 本を手渡しに
チヒロの家に行くと
ヒロトが手提げ袋を持ってきた。
視線をそらしながら
華奢で陽に焼けた腕を伸ばし
そっと袋を差し出した。
「ホントはね‥‥
お酒にしたかったんだけど
おつまみしか‥‥
買えなかったんよねぇ~」
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/08/230810hirotonopure.jpg)
ヒロトは私の手に
袋を押し付けると
玄関先に逃げて行った。
幼い孫が気遣いをする気持ちが
嬉しくもあった。
爺さんに気遣いなどはせず
もっと大らかに育ってくれよと
心配もあった。
夕食前に
以前から気になっていた
子株の芽吹きの激しい
エレファントティスの
板替えをした。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/08/230810ereko.jpg)
根張りが強くて
米松の樹皮にへばり付いて
離れない親株を力業で
引きちぎるように離した。
子株をすべて親株から切り取り
板は米松からコルクに替えた。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/08/230819kabuwake.jpg)
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/08/230810itagae.jpg)
子株はクリアーカップで
育てることとした。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2023/08/230810komae2.jpg)
エレファントティスの子株が
6個も増えた。
片一方で
手持ちのビカクシダを
減らすために売り出し
片一方で
子株を捨てられず
『安く譲るため』と
言い訳をしながら
育て始めている。
孫への想いといい
ビカク愛といい
人間とは
自己矛盾・自己撞着を
抱えながら生きていく。