ただの相談役 気まぐれブログ
手間暇かける家造り
家の町医者ユーリン・ホーム。

「麻雀をする場所を変えたらいいのに」
17日の麻雀の後で
奥さんポツリと言った。
今使っている麻雀部屋は
間口1間・奥行き2間の
勾配天井の納戸で
空調設備もなかった。
引き戸と小窓を開け放ち
扇風機で風を送って
小太りの初老の4人が
麻雀卓を囲んでいる姿に
哀れを催していたのかもしれない。
「どこに移すんじゃ‥‥」
「ビカクを減らすんじゃろ‥‥
趣味部屋のメッシュの金網を
取ったらいいじゃん‥‥」
奥さんに指摘されて
金網を4枚とることにした。
そして
弾道の麻雀卓を写そうとして
『ハタ』と困った。

電卓の天場の幅が90センチあり
我が家の2階の引き戸の開口幅は
4か所とも80センチ弱であった。
そのことに気づいて
どうすれば納戸の引き戸から
電動卓を廊下に出し
廊下から趣味部屋の引き戸を
スルーさせればよいか
考えあぐねて一晩眠れなかった。

昨日は朝一番で
趣味部屋の片付けに取り掛かった。
私が金網や衝立や小机を取り払い
奥さんが汚れていた床の
拭き掃除をしてくれた。
電動卓は毛布の上に横倒しをして
足元の土台から廊下に引き出して
廊下で土台を壁に沿わせ
斜めにした天場を
引き戸方から引っ張り出した。
廊下から趣味部屋に入れるのは
その逆をした。

麻雀の電卓はそのような悪戦苦闘の末
無事に趣味部屋の一角に納まった。

このような時に
うちの奥さんは本当に
甲斐甲斐しく動いてくれる。
良い伴侶を得たものと
感謝感謝の日々である。