ただの相談役 気まぐれブログ
手間暇かける家造り
家の町医者ユーリン・ホーム。

昨日 オトンボで長男のヨリトが
奥さんの誕生日プレゼントを
持ってきてくれたそうな。
「目がショボショボしていて
疲れているようだったわ‥‥
無理してプレゼントなんか
持って来なくてもよかったのに‥‥」
母親というものは
40歳になっても
息子が可愛いものらしい。

「お父さん‥‥
豆ごはんを食べる~?」
昼前に2階の趣味部屋にいると
チヒロが昼食のことを尋ねてきた。
いつもはお昼を抜くのだが
『チヒロが持ってきてくれたのなら』と
LDK に顔を出した。
備前焼のお茶碗に
湯気の立っている豆ごはんが
よそってあった。
「へぇ~珍しいこっちゃなぁ~
オマエが炊いて持って来てくれるか」
「違うよ‥‥
たくさん豆を貰ったからと
お母さん作っていたの‥‥」
「ほんならなんでオマエが居るんや」
「タマタマおバアちゃんがくれた
新ジャガと新タマネギを持ってきたら
お母さんが『食べるか』って
言ってくれたの」
「噓じゃろぅ~
食べもんの匂いがしたから
ジャガイモとタマネギを
持って来たんじゃろうが‥‥」
昔から
食べ物に対する嗅覚が
人一倍鋭い娘なのである。