ただの相談役 気まぐれブログ
手間暇かける家造り
家の町医者ユーリン・ホーム。
昨日は夫婦二人で
長閑な日常生活を送るはずだった。


私は朝風呂の前に
戸外の五歳の子ガメの水を替え
趣味部屋の二歳の子ガメの水を替えた。


朝食後にはナーズ・ベーカリーに
食パンなどを買いに行き
ジュンテンドーで120ℓの
ドボン用の角形たらいジャンボを
購入して帰ってきた。
夕飯は禁酒状態の私と
飲酒状態の奥さんとで
筑前煮と甘い卵焼きとで
慎ましやかに済ます予定であった。
ところが5時前にユウヤ家族が
金光の高橋家の帰りに立ち寄ってくれて
様相が一変した。
オミヤが沢山あった。

ユウヤが私の大好物の
『やまとのおはぎ』をくれた。
人気があってナカナカ
買えないおはぎなのだ。

お父さんが手造りの『ピオーネ』を
下さった。

お母さんからは『稲荷寿司』と
『巻き寿司』を頂いた。

「ご飯を食べていくか?」
我が家のオカズは『筑前煮』と
『甘い卵焼き』しかないのに尋ねると
ユウヤは気持ちよく席についてくれた。
「お義母さんからお寿司は
『助六』にしてって言われたの‥‥
これでいいんよね‥‥
どうして『助六』って言うんよ」
「オマエが調べたら‥‥」
「『稲荷』と『海苔巻き』の
詰め合わせ弁当のこと‥‥
歌舞伎の『助六由縁江戸桜』の
『助六』と恋人の『揚巻(あげまき)』に
ちなんだ名前‥‥『揚』が『稲荷』
『巻』が『海苔巻き』だそうよ」
チハヤが教えてくれた。
急な食事会であったが
私たち夫婦とユウヤ一家
それに食べ物があると
『木戸御免』でやってくる
チヒロも加わって
賑やかで楽しい集まりになった。
ユウヤがそれとなく
私を見舞ってくれていて
嬉しくもあった。