スタッフブログ

思いを込めて家造り
201102.21

こんばんは。

嵐のような週末が過ぎ、気持ちを切り替えて働く小中井です。

日曜日、午前中は大工さんと打合せ、午後からはお客様と話し合い。

お客様も、ガマさんも私も、みんながいい家にしたいと思いながら
気持ちがすれ違ってきていたので、みんなで話し合い。

ご主人さまが、家を建てる理由を
「子どものために建てるんです。そして、その家が、善意で建てられるものであってほしい。
 どんな小さな負の感情も、その家に込められてほしくないんです」

とおっしゃったとき、私が現場でいつも思っていることと、全く同じ内容だったので
あ~、やっぱりこの家を建てさせていただきたいし、喜んでいただけるものにしたいなぁ、
と思ったのでした。

考えすぎて、バカみたいだと思う自分もいるけれど、
個人的にイライラしているとき、不愉快な気持ちでいるとき
現場に入るのをためらう自分がいます。

基本的に、現場に行くのは楽しいのですが、
たまに感情が落ちているときは、現場に入る前に
軽トラ「三ちゃん号」の中で、一呼吸。

それもこれも、現場に負の感情を入れたくないから。

現場で悩むことや、いろんな人が入るから腹が立つこともあります。
それでも、冷静に、できれば気分よくお仕事していただけるようにしたいなぁと思っています。

私が現場にいるときに思っていることは2つ。

1つは、○○様がこの家で幸せに暮らせますように。

1つは、この家に携わる方が、楽しい気持ちで、いい仕事をしてくださいますように。

現場監督の私が、誰よりも、この家をよりいい物にしたい、と願って動いていたら
お客様がこの家で少しでも幸せに過ごせるのではないか、
業者さんや職人さんに、ちょっとだけでも気持ちが伝わるのではないか、と思っているのです。

行動を強制することはできても、人の気持ちはどうすることもできないから。

できないけれど、少しでもみんなが「いい家にしよう」と思って造った家は、
そこに住むお客様を幸せにする気がしているんです。考えすぎかもしれませんが。

だから、例えば、樋屋さんが、
「縦はみんな黒って言ってたけど、玄関横は、白が綺麗じゃない!?」と相談してくださり、

2人で、黒と白の樋を交互に持って、いろんな角度から見て話し合って、
「やっぱり白ですかねぇ」
「白がいいと思うよ」

2人でいいと思っても、勝手に変えるわけにはいかないので、
「お客さんに聞いてごらん。決まったら後でつけに来てあげるから」
な~んて小さな現場のやりとりと優しさが、本当に嬉しい。

樋屋さんからしたら、何も考えずにさっさと黒の縦樋をつけて帰ればいいわけで
白の方がいいと言ったり、後でつけに来るなんて、全くの時間の無駄なわけで、
ただ「少しでもいいようにしてあげよう」という気持ちが、本当に嬉しいのです。

しかし、まさか、同じことをお客様が願ってくださっていたとは。

だったら、遠慮なく、バシバシ思いを込めさせていただきます。
M様ご夫婦なら、きっと感じ取ってくださるしょう。

執筆者:片岡千尋
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