スタッフブログ

ハガキの思い出
201202.06

私が尾上社長にお借りした本についての感想を
ガマさんが先に書いてしまいました。

またしても、先を越された…。

坂田道信さんの「ハガキ道」。

昨日尾上さんにお借りして、
すぐに読んで

ガマさんに
「いい本でした」と言ったところ
ガマさんもすぐに読んだみたいです。

あんまりこういう本を読むタイプではないのに。

尾上さん、ありがとうございました。

相手のために書いているようで
自分のために書いているのだ、

という文章に、なるほどなぁと思わされました。

なんてったって、ハガキ道ですからね。

精進、精進。

ハガキ、という言葉でいつも思い出すのが
小学校2年生のときに授業で
家族に出したハガキ。

出すのは、家族でなくても良かったかもしれません。

ハガキに言葉を書き、
宛名を書いたら、ハガキが相手に着くよ

それは郵便屋さんが
回収して、仕分けして、配達してくれるからだよ

それを体験してみようという授業だったと思います。

何て書いたか忘れましたが
私は一生懸命、母にあててハガキを書きました。

何日かして、クラスの女の子に
お母さんから学校にお返事が来ました。

送り主の住所を、学校にしていたからです。

あぁ、ハガキ、家に届いてたんだ。

うちの母は返事を書くタイプではないけど
着いたとか何とか言ってくれてもいいのに。

返事の来た女の子がうらやましくもありました。

急いで帰って、母に確かめました。

「お母さん、ハガキ着いてたん?」

母はなぜか、ちょっと不機嫌そうでした。

「あぁ」

「言ってくれたら良かったのに。
 私からのハガキ、嬉しくなかった?」

「あんた、名前間違ってたよ」

「えっ!?」

母の名前は、和子。

よく見てみると「かす子」になってました。

名前を
漢字にしようか、ひらがなにしようか迷って
書いては消してを繰り返し
結局、ひらがなにしたのですが、
書き直しすぎて濁点を忘れていたみたいです。

8歳の私は、あまりのショックで二の句が継げませんでしたが
大きくなってからは、
思い出しては、一人笑っています。

かす子はないよなぁと思いながら。

作文などは今もあるのに、あのハガキ、
すぐにどこかへなくなってしまいました。

執筆者:片岡千尋
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