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お正月の夜
201601.06

こんにちは。

お正月はあまり飲まなかった千です。

今日あたりから、完全にお正月も終わったぁという感じがしますね。

                                                                                                                                     

くだらないことなんですが、お正月の夜に、倉敷駅を一人でフラフラと歩いていたら、1組の20代ぐらいの若い男女がいて、男の子が女の子と押し問答をしていました。

実際に女の子を押したり引いたりしているもんだから、最初は何かもめているのかと思って心配していると

男の子「なぁ、終電まで時間あるからもう1杯行こうよ」

女の子「えぇ!? もう遅いし、いいよぉ」

そのとき22時を過ぎた頃で、どこに帰るのか分かりませんが、終電まで時間があるといえば時間がある時間帯。

最初から2人だったのか、コンパの後なのかも分かりませんが、男の子が熱心に誘っていました。

それを見て、あぁ、これが噂に聞いていた、飲みに行って、結局、終電なくなっちゃってどうする?といって一晩一緒に過ごすことになるというパターンのやつか!

と、初めて目の当たりにして、事の成り行きをずっと見ていたいなぁと思いながら、その場を後にしたのですが、女の子はあの後、どうしたんでしょうかねぇ。

2人の雰囲気から、7割方、帰る感じでしたが、男の子は粘ったのか…。

                                                                                                                                     

私にはこんな経験なかったなぁ と思いながら、それに近いことはなかったか、一生懸命頭を巡らすと、20代の頃は、終電過ぎても飲んでたなぁということを思い出しました。

でも、「終電なくなって、この後どうする?」なんてことはなく、そのときは、「始発まで飲もうぜ!」というノリでした。

一緒に飲んでた男の子が酔いつぶれて、椅子から転げ落ちたり、歩けなくなってタクシーで送ったり、色っぽい過去は全くありませんでしたが、自分にも「終電なくなってどうする?」という過去が全くないこともなかったよね!?

と振り返りつつ、いやしかし、終電ないなら始発まで飲んだらいいじゃん、的な発想の私に「終電なくなってどうする?」 と言って2人で顔を見合わせてドキドキする、なんてことは起こりえなかったし、実際なかったからなかったのか、そもそもそんなことがあったからどうなのか、なんてことを考えていると妙に笑えてきて、

結果、おばさんが夜に駅の周りで一人でニヤニヤしながら歩いている、というなんとも薄気味悪い感じになってしまったのでした。

執筆者:片岡千尋
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