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「強父論」を読んでメソメソ
201608.08

こんにちは。

昨日の棟上げでは、1日外にいた訳でもないのにやっぱり顔がちょっとヒリヒリする千です。

昨夜、仕事が終わって家に帰り、TVをつけたら「行列のできる法律相談所」に阿川佐和子さんが出てました。

img_983698fe1e444e90b1cc15e6006dc6181020737.jpg「強父論」の宣伝だったみたいです。

お父さんである作家の阿川弘之さんのことを書いた本。

といっても、私自身はお父さんの本を読んだことはないのですが…。

佐和子さんの誕生日にお店でご馳走を食べ、店を出ての一言目が「ありがとうございます」ではなく「寒い」だったので帰る道中延々と怒鳴られ、見かねたお母さんが仲裁に入ったらお母さんが車から降ろされた、というエピソードを披露されていましたね。

本にもありました。

そして、読んだ私は泣きましたよ。

何カ所も、私はベソベソと泣いてしまいました。

この本はお父さんとの恐怖の思い出もユーモラスに描いているのでそんなに泣く本ではないとは思うのですが、私は自分自身の幼い頃を思い出し、その頃の感情などが蘇ってきて、読みながらベソベソメソメソ泣いてました。

ガマさんは世間に存在する理不尽を教えた、と誇らしげに書いていますが、

理不尽な目にあった方からしたら、とんでもないことですよ。

それに、よしこいつに世の中は理不尽だということを教育してやろう、なんて思って行動していた訳ではないですからね。

後から振り返って、あの態度は理不尽以外の何物でもない、と子供に言われ、そう言われたらそうかいな、ぐらいのもんですよ。

感情的な親から怒鳴られて育ってきた、ただそれだけのことです。

ただ、今回この本を読んで思ったのは、阿川さんのお父さんに比べたらうちの親も普通の人だ、普通で良かった、ということです。

                                                                                                   それほど強烈なお父さんとの思い出をつづったエッセイ集でした。

当事者としては辛かっただろうな、と思いますが、読む側としては破天荒なエピソードの一つ一つに苦笑いする、そんな本でした。

                                   

執筆者:片岡千尋
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