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時世の句の意味
202512.16

こんにちは。

朝までぐっすりの千です。

オムツのCMみたいですが。

3週間、夜中に起きてたので、癖がついたなぁなんて思ってましたが、それも昨日で終わり。

朝までよく寝て、ブログを書く時間も微妙です。

                                                           ガマさんのことを慕ってくださっている業者のSさんから、こんなメールをいただきました。

                                                              中井さんの辞世の句等についてのブログを読みました。

どのような意味の句か気になってチャットGPTにきいてみたのですが、素晴らしい回答だったので以下共有させてください。

Q:知人の辞世の句です。どのような意味ですか?

雨ならず 風ならずとも 花は散る  行雲流水 吾が旅立ちの刻

A:静かで、覚悟のにじむ辞世ですね。
一句ずつ分けて読むと、意味がよりはっきりします。


雨ならず 風ならずとも 花は散る

普通、花が散るのは「雨」や「風」という外的な力によるものです。
しかしここでは雨でも風でもないのに花は散る――
つまり、

  • 外から何かに壊されたわけではない
  • 誰かのせいでも、偶然の災いでもない
  • 自然の理(ことわり)として、時が来て散る

という含みがあります。
自分の死を、抗いようのない自然な流れとして受け止めている表現です。


行雲流水 吾が旅立ちの刻

「行雲流水(こううんりゅうすい)」は、

  • 行く雲、流れる水のように
  • 執着せず、逆らわず、成り行きに任せて生きること

を表す禅語・四字熟語です。

ここでは、

雲が流れ、水が行くように
私もまた、静かに旅立つ時が来た

という心境が詠まれています。


全体の意味として

この辞世は、

私の死は、誰かのせいでも、不幸な事故でもない
花が散るように、自然の摂理として訪れたもの
雲や水のように、執着せず、静かにこの世を去っていく

という受容と達観を表しています。

悲嘆よりも、恨みよりも、
よく生き、よく時を迎えた」という穏やかな覚悟が感じられる一句だと思います。

                                                                 

Sさん、ありがとうございました。

辞世の句をガマさんが机の上に貼っているのを見つけたとき、もっと話をしておけば良かったな、とか

腫瘍が分かった時点で、先生に言われるまま入院とかではなく、家に帰してあげたら良かったな、とか

後悔はいくらでも出てきますが、それも全て行雲流水として、前を向いて生きていこうと思っています。

執筆者:片岡千尋
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