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止しな 仕事を
201307.14

こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

こうして一人でいますと
「つれづれなるままに・・・・」という言葉が
自然に口の端に浮かんできます。

「つれづれなるままに
日暮らし硯にむかいて
心にうつりゆくよしなし事を
そこはかとなく書きつくれば
あやしうこそものぐるほしけれ」

吉田兼好の徒然草の書き出しです。

古文の書き出しは
よく覚えているものです。

鴨長明の方丈記

「ゆく河の流れは絶えずして
しかももとの水にあらず
よどみに浮かぶうたかたは
かつ消えかつ結びて
久しくとどまりたるためしなし」

紀貫之の土佐日記

「男もすなる日記といふものを
女もしてみむとて
するなり
それの年の
十二月の二十日余り一日の戌の時に
門出す
そのよし
いささかにものに書きつく」

清少納言の枕草子

「春はあけぼの
やうやう白くなりゆく
山ぎははすこしあかりて
むらさきだちたる雲の
ほそくたなびきたる」

紫式部の源氏物語

「いづれのおおん時にか
女御更衣あまたさぶらいたまいける中に
いとやむごとなき際にはあらぬが
すぐれてときめきたまふありけり」

平家物語

「祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もついには滅びぬ
ひとえに風の前の塵に同じ」

覚えているのは
これくらいのところです。
この程度チョロっと言えるだけで
全てを読んだ気になるのだから
私のプラス思考の
底の浅さが分かります。

そしてもう一つ
徒然草の書き出しを
言葉にする度に
「よしなし 事を」が
「つまらない事を」だと
頭では分かっていても
「止しな 仕事を」と
思い浮かべるのが
癖になっていることも
昔から変わっていません。

私の進歩のなさなのでしょう。

「止しな仕事を」ですから
実家に帰って大相撲を見ます。
ちょうど雨も止んだようです。

執筆者:片岡千尋
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